黄金糖・カンロ飴・小梅ちゃん

むっっかしからある飴。昔はよく、飛行機の中でもらったものだった。スチュワーデスが、かごいっぱいに入れて各席をまわってきてくれて、子供だった僕は小さい手いっぱいにもらったのを覚えている。ちゃんと飴の包み紙には航空会社の名前があった。

このなつかしい飴を元ルームメートが日本から送ってくれた。他にも最近流行りのお菓子を送ってくれたんだけど、その中に黄金糖を入れるなんて、かなりしぶいチョイスだと思う。もう何年も食べていないこの飴を、ありがたく味わいたい。

飴の話が出たついでに、子供の頃、父親がパチンコの景品でよく「カンロ飴」をもらってきてくれた。それが、一袋じゃなくて、1つか2つ。今思えば、あまり玉でもらってきてくれたんだろう。ささやかなものだったけど、子供心にうれしかったのを覚えている。

そして、僕が今でも大好きな飴は、沖縄に住んでいた頃、アパートの下でガードマンをしていたおじさんがいつも持っていた「小梅ちゃん」。小学校から帰ってきた時に、必ずおねだりして2,3個もらっていた。ガードマンのおじさんのポケットで暖められて、ちょっと溶けている小梅ちゃんが大好きだった。僕ら家族が鹿児島に引っ越してしまう時に、それを一袋くれたのを今でも覚えている。あれ以来、20年以上も小梅ちゃんのファンです。