日本人学校卒業式

1年間続けてきた日本人学校で、今日卒業式があった。小学部、中学部、高等部の卒業式が合同で行われるのは、日本人学校ならではだ。日本の卒業式とは雰囲気が少し違い、どちらかというと「卒業やったぜ!これからもがんばるぞ!」という前向きなもので、泣いている生徒はいなかったと思う。

僕が担任をした中学1年2組の生徒とも今日でお別れだった。この1年、毎回怒涛のような一日だった日本人学校では、いつもバタバタしていておせじにも良い先生だったとは言えない。僕のほうがうっかり忘れていて、生徒に「せんせ〜い、〜〜はどうなったんですか〜」なんて指摘されることも多々あった。中にはあきれていた生徒もいたかもしれないが、それでも我慢強く一緒に勉強してくれた生徒に心から感謝したい。

教員免許も持っていない、日本語しか教えたことがない若輩者を担任に持ったご父兄の方々は、さぞ不安だったと思う。日本人学校だから経験不足の先生でもしょうがない、と言えばそれまでだが、他に経験豊富でうまく教えられる先生もたくさんいらっしゃる。そんな中、僕のような担任でも寛大に見てくださり、1年間文句も言わず、むしろバックからサポートしてくださったご父兄の方々にも心から感謝している。

このブログを読んでいる中1の生徒やご父兄の方はいないとは思うが、この場を借りて感謝の気持ちを表したい。1年間、本当にありがとうございました。今まで経験したことを、来年度に活かし頑張っていこうと思います。

中1のみんな、2年生になってもがんばれよ!その純粋な瞳のまま、アメリカでしか学べないことをたくさん吸収してどんどん成長していってください。