物持ちのいいカップル

昨日はディックスに行ってスポーツ用品を見たけど、あまり買うものがなかった。欲しいものがなかったわけではないけど、「欲しい」と「買いたい」ではちょっと違う。

安ければ「買っちゃおう」ってなるものもあるけど、僕は本当にいいなーと思う物しか買わない。だから、一度買うと本当にぼろぼろになるまで使う。これは貧乏人というより、僕が貧乏性だからだろう。でも、物を大切にするということはやっぱり大切だと思う。

高校1年の時に買ったトレーナーを、今でも部屋着として使っている。もう15年くらいは着続けていることになるので、これは筋金入りの貧乏性だろう。捨てるのはもったいないなー、という気持ちがあるのも確かだが、なんとなく着続けているのも事実だけどね。「貧乏性」と「物を大切にする思い」と「ま、いいかという適当さ」が15年もの間、同じトレーナーを着させている。15年も着てるなんて、やっぱりすごいじゃん。

ってなことを一度彼女に話した記憶がある。そしたら、「私もこのセーター、高校の頃から着てるよ」って言われた。彼女の場合、高校の頃から着ているセーターを、いまだに外でも着ている。部屋着じゃなくて、普段着だ(少なくともアメリカではそうだった)。それを聞いたとき、「そりゃすげー」と思った。10年近く同じものを普段着として着ているなんて、そう簡単にできることではない。そんな彼女を「すげー」と思い、だから付き合っていられるのかな、とも思う。

そこそこお金持ちの家に生まれて、今も自分でそこそこ稼いでいても物を大切にする我が彼女。さすがである。さすが我が彼女である。さらにがんばれ。