ジャパンバッシングにかこつけて・・・・

中国で反日感情が高まって、デモが色々なところで行われているらしい。デモをするということは、それなりの理由があるわけで、今回は日本の教科書問題や首相の靖国神社参拝から発展しているようだ。そのことに関しては日本にも問題があり複雑な内容なので、ここではその問題には触れないでおく。ここで問題にするのは、反日感情が広がっていることをいいことにうっぷん晴らしをしている連中だ。

ニュースによると、レストランの窓が割られたり、留学生が日本人という理由だけで頭を殴られたそうだ。おいおい、、、デモをしている対象が違うし、攻撃すること自体違うんじゃないか??「反日感情」なんだから日本に対して反感を持っているのはわかる。でも、反日感情を表すだけではなにも解決しないだろう。なぜ反日感情を持っているのかをはっきりさせ、その対象になるものに抗議すべきなんじゃないのか。明らかに日本のレストランと留学生は関係ないだろう。

前にも似たようなニュースが中国であったが、だから中国人が悪いと言っているわけではない。国籍は関係ない。中国人だろうが日本人だろうが、周りの雰囲気にまかせて日頃のうっぷん晴らしをするのはやめてくれ。暴力と破壊で何か解決できるなんて、そんな風に思ってる中国人は少数派じゃないのか。

僕のいる大学にはたくさんの中国人留学生がいる。そのほとんどがいい人たちばかりだ。僕が中国に旅行したときも、たくさんの人に助けられた。また中国に旅行したいとも思っている。それなのに、今回のようなニュースを見ると悲しくなってくる。

どこの国でもバカなことをするのは少数なのに、ニュースではそれがクローズアップされてしまう。まるでデモに参加している人がほとんどで、その大部分が暴動を起こしているような。メディアにも問題があるんだろうけど、こういうことがわかってない連中が、今回暴動を起こしたんだろうなー。はーーっ、力が抜けてくるぜ、、、、、、

最後にもう一度書くけど、国籍は関係ない。「赤信号、みんなで渡れば怖くない」的考えで暴動を起こす連中は全て問題なんだ。日本のスポーツファンで同じようなことをしている人もいる。そいつらだって同じである。