シンポジウム

うちの学部が定期的に開催しているシンポジウムに参加してきた。このシンポジウムでは、3人程度の教授や学生が自分の研究内容を発表したりするのだが、今回は二人の学生が彼らの博士論文について発表した。研究内容は言語学習におけるストラテジーで、二人とも面白い内容だった。

そのうちの一人は、英語を母国語としない法学部とMBAの学生(一人ずつ)がどのようなストラテジーを使って大学院の勉強をこなしているかを調べていた。これが面白くて、法学部の学生は自分の国からきた友だちと一緒に勉強して、その結果、読み物は必要なものだけ読み、必要でないと思うもの(それを読んだ友だちから情報をもらったから)は読まないでテストなどをクリアしていったそうだ。しかも、この学生がクラスで一番いい成績を取ったこともあったらしい。ずるがしこいと思われるかもしれないが、効率のいいストラテジーだと思う。ちなみに、僕もこのストラテジーを使って、先学期の授業を乗り越えた。僕とこの法学部の学生の違うところは、僕はクラスで一番いい成績はとらなかったということだけだ。

本当に久しぶりにシンポジウムに参加したけど、いい勉強になったと思う。いつも金曜日の昼に開催されるので、行けないことが多いが(日本語を教えているので)、これからはできるだけ参加したいと思う。