わての彼女はドラクエ好き

自他共に認めるゲーマーの僕は、毎日テレビゲームのサイトをチェックしている。去年はDSとPSPで盛り上がったけど、今年は次世代ゲーム機が発売されるのでさらに盛り上がりそうである(多分ゲーマーの間でだけだろうけど)。

そんなゲーマーな僕の彼女はドラクエ好きだ。すでにシリーズ8作目が出ているけど、彼女は1から7まで全部クリアしているし、今も8の真っ最中だ。呪文の意味だって全部わかる。

彼女がこれほどまでドラクエが好きになったのは、彼女のお兄さんの影響が大きい。どこの兄弟もそうだけど、兄・姉の影響をうける弟・妹は多い。彼女のお兄さんがけっこうなゲーマーらしく、一緒に住んでいた頃は隣でドラクエを見ていたそうだ。彼女は大学時代に一人でドラクエをするようになり、夜中まではまって朝に寝る、という生活もあったらしい。

朝までドラクエする女子大生・・・・・・・ 女性としてはちょっと「痛い」かもしれない。僕はそんな女子大生に恋なんかしなかったはずなので、その時に出会わなくてよかったと思う。

まー、そんなことはいいとして、ゲームの話ができる彼女はなかなか便利だ。僕がゲームをしていても、そっとしておいてくれる。もちろん、あまりにもやりすぎると怒られるんだけど(なんで大人になってまで怒られるのかよくわからんけど)、たいていほっといてくれる。そして、たまーーーーーにだけど、対戦してくれることもある。でも、RPGしかしない彼女は対戦ものが苦手らしく、ハンデをつけても簡単に勝ててしまう。そして、負けるとすぐにやめる。もっと続けたい僕はわざと負けるんだけど、またそれが気に入らないらしい。だから、たまーーーーーーーにしか対戦してくれない。

彼女のお兄さんが対戦ものも一緒にやってくれてたらよかったのになー、と思う。もっと妹を鍛えてほしかった。ぬるいRPGじゃなく、出血多量の対戦ものでバキバキ鍛えて欲しかった。でも、あまり暴力的なゲームを子供にさせるのも気が引けるので、せめてレースゲームくらい鍛えて欲しかった。なぜなら、ゴールド運転免許を持っている彼女は、グランツーリスモ4でも40kmの安全運転だから・・・・・