Xbox 360 発表される
１日遅くなったけど、Xbox 360の詳細が発表された。詳細といっても、僕はただのゲーマーであって、ハードに関する専門知識はない。なので、詳細を見てもたいしたことは理解できない。ただ単に、「あー、現行機よりすごいんだなー」と思うだけ。
さて、このブログを読んでいる僕の友人・知人・家族の人のほとんどが、Xbox 360 が何のことかわからないと思う。僕の両親にもわかるように説明すると、今年新しく出る「ファミコン」である。ただ、ファミコンは任天堂から２０年前に出たもので、今回のゲーム機はマイクロソフトからこの年末発売されるものだ。ちなみに、マイクロソフトとは、パソコンのＯＳであるWindowsを作っている会社である。
ゲームに関心がない人からするとどうでもいい話だけど、ゲーム好きはやっぱり興味があるはずだ。僕もこの年になってもまだゲームをしているので、少なからず興味がある。といっても、個人的には、もうゲームはこれ以上進歩しなくてもいいんじゃないかなー、と思っているので、今回の次世代機に関しては「そこそこ」にしか興味がない。昔だったら発売日に購入していたところだけど、今はそんなことはしないだろう・・・・しないはずだ・・・・・・・・しないと思う。
「ゲームはこれ以上進歩しなくていい」と書いたけど、個人的には今回の次世代機(Xbox 360など）までは歓迎する。その次の世代のゲーム機はもう出なくていいと思っている。もうこのXbox 360以上リアルなゲームを作る必要はないんじゃないか。その理由は二つ。
一つ目は、リアルなゲームを作るにはお金がかかるから。壮大なストーリのゲームをリアルな画面で遊ぶには、今や映画を作るのと同じくらい、もしくはそれ以上のお金がかかる。そうなると、生き残れるゲーム会社は大きなものに限られる。その結果、ゲームの種類の幅が狭まって、消費者の選択肢も少なくなっていくんじゃないかと思う。
二つ目は、僕自身はリアルなゲームは好きなんだけど、実生活と同じような画面を見ながらゲームをする子供のことを考えると、ちょっと心配になるからだ。現実と同じくらいリアルな画面に向かって銃をぶっぱなすゲームがあったら（というか、出るだろう）、子供はどういった気持ちでそのゲームをするのだろうか。
以前、「死」について子供たちにアンケートをしたニュースを読んだ。その中で、「死んだ人は生き返れる」と思っている子供が少なからずいた。まぁ、これは個人的にかわいいほうだと思う。実際、生き返った人の話も聞くわけだし。ただ、その理由が「人生はリセットできる」というのにはおどろいた。この回答は、おそらくゲームがやり直せる、ということからきていると思う。ゲームにリセットボタンがあるように、人生にもリセットボタンがあると思っているのだろうか。
こういう考えを持つ子供が、リアルなゲームをすることによって増えるんじゃないかと思う。もちろん、増えないかもしれない。でも、あまりにもバーチャルな世界に入ってしまったら、子供は現実とゲームの区別がつかなくなるんじゃないかなー、と思う。子供は純粋だから、目の前にあるものを素直に受け入れてしまうんじゃないだろうか。
別にリアルなゲームが悪だと言っているわけではない。でも、リアルさによっては、子供の感覚を変えてしまうものもあるかもしれない、と思っただけだ。
Xbox 360 でも十分リアルなのかもしれないけど、もう発売は決定してるしなー
