友への手紙

長渕剛の歌に「友への手紙」という曲がある。彼が東京に出て行った後に友達宛に書いた手紙を歌にしている。作詞・作曲ができるひとは思いを歌にできるからうらやましいなーと思う。僕にはできてせいぜい替え歌である。

今日、hoosier君が日本へ発った。無事卒業し、就職も決まっているので、最高の帰国になる。本人は当然ながら、周りのみんなもそれを喜んでいる。でも、やっぱり親しい人間がいなくなるのは寂しい。喜びと悲しみの入り混じった複雑な気分だ。

hoosier君を知る黒人女性に会った。彼女に今日hoosier君が帰ったことを伝えると、一言目に「I already miss him(もう彼がいないことが寂しいよ)」と言った。僕は「Everybody does(みんなそうだよ)」と答えた。

うまく日本語で表現できれば、僕の感謝の気持ちをhoosier君に伝えられただろうか。作詞・作曲できたら、今の気持ちを歌にできただろうか。どちらにしろ、僕にはその力がない。うまく文章にもできないし、歌も作れない。

手紙というには短いけど、やっぱり今の僕の気持ちはこの一言にしかできない。

「ありがとう」